ホテル・旅館用タオルなど業務用タオル専門店コットン幸新の清水です。当社は昭和55年の創業以来業務用タオルの専門店として商いを営んで参りました。これまでの販売実績は5,000万本以上。北海道から沖縄まで全国のホテルや旅館様とお付き合いさせていただいております。

今回は、業務用タオル専門店の知識を生かし、お年賀タオルについて色々ご紹介していこうと思います。

そもそもお年賀とは何のこと？

お年賀とは、新年に今年もよろしくお願いしますという意味を込めて贈る贈答品のことです、松の内までに持参するのが一般的です。松の内とは門松などの正月飾りを片付ける期間のことで、関東では1月1日～1月7日、関西では1月1日～1月15日までとなっています。

その松の内の期間に新年のご挨拶とともに持参するのがお年賀です。新年のご挨拶ですから、年末に繰り上げたり、松の内を過ぎて贈ったりしません。また、お歳暮については配送も一般的ですが、お年賀は直接ごあいさつにうかがう際に持参するのが一般的です。

お年賀タオルの意味（由来）は？

「お年賀タオル」の意味（由来）ってご存知ですか？ 普段、あたりまえに配ったり、いただいたりしている「お年賀タオル」だと思います。もともとは、江戸時代に歌舞伎役者や大相撲の力士、落語家が、名入りや自身を表す紋の入った手拭を御贔屓のお客様に配ったことが始まりです。

もともとは手ぬぐいでしたが、「手ぬぐいよりもタオルの方が実用的で安い」という理由から、現在はタオルが一般的になりました。手ぬぐいからタオルに変わったのは明治時代の頃と言われています。商店が常連のお客様に感謝のお礼と「今年もご愛顧をお願いします」の意を込めて配り出したと言われています。

御歳暮には食品などが選ばれることが多いですが、お年賀はタオルが選ばれることが多いです。昨今お歳暮の風習をやめる企業さんも増えてきているようですが、新年の挨拶としてのお年賀は、広く継続されており、その理由のひとつにはコストの安さが含まれているようです。

お年賀タオルを渡す際のマナー

前述の通り、お年賀タオルは直接お渡しするのが一般的なマナーです。ビジネス上でお渡しするお年賀は、熨斗（のし）に企業様のお名前を入れるのが一般的です。プリントタオルを使っていても基本的には熨斗にお名前を入れてお渡しした方が良いでしょう。

お正月になるとあらかじめ「お年賀」の熨斗（のし）がついたタオルも売られていますが、できれば買ってきたままではなく、スタンプでもよいので贈り主の企業様のお名前を入れてお届けするようにしてください。熨斗のタイプは婚礼と違って何度も繰り返して良いお祝いのため、紅白ちょう結びのものを選んでください。

コットン幸新のお年賀タオル

ホテル・旅館用タオルなど業務用タオル専門店コットン幸新では、各種お年賀用タオルをご用意しております。無地の白タオルから柄付きのものまで、各種お年賀用タオルを取り揃えております。

最近人気のタオルは『干支の柄入りお年賀タオル』です。『干支の柄入りお年賀タオル』は、毎年その年の干支がプリントされているため、先様からも人気とご好評いただいております。毎年干支の柄入りお年賀タオルをご利用していただいたお客様が、ある年に無地タオルにされたら「今年は無いの？あれずっと集めていたのに...」と言われることも有ったようです。

また、それぞれのタオルに名刺入れ用の袋をお付けすることもできます。 営業用にご自身の名刺をお年賀タオルに入れてお贈りいただけます。非常に重宝すると各企業様からもご好評いただいております。

お年賀タオルのご注文はできれば1ヵ月前（11月末）までにお願いしたいですが、どうしてもの場合、2週間程度でなんとか納品させていただいております。お早めにご注文ください。